Text

2012.3.11

東日本震災から一年が経つ。

あの日、京橋の地下で試写を見ていると時に強い揺れを感じた。始めはゆっくり、次第に激しく。映画はクライマックスを迎えていて、正直、誰かが感動して震えているのかと思った。でも違った。揺れはどんどん強くなり、まともに試写なんかやってる場合じゃなかった。古いビル、それも地下だったのでこのまま天井が崩れてしまうのでは?と一瞬不安な気持ちになったことを覚えている。

地上に上がると、すでに大勢の人がビルから飛び出してあたりを伺っていた。iPadで地震情報を見ていた人がいて、震度5とか6とか言っていたような気がする。そうこうしているうちに第二の大きな揺れ。銀座のガラス張りのビルがガタガタと震えて、傍らの女の人の悲鳴が聞こえた気がする。古いビルからは本当にガラスの破片がパラパラと落ちてきて、これはただ事じゃないなと思った。

試写はあえなく中止に。電車も動いていないので、近くの喫茶店で時間をつぶそうということになった。幸い、席はまだ何席か空いていた。Twitterでパラパラと情報を眺めていると、ふと「仙台がぁ…」という悲痛な叫び声のようなつぶやきが見えた。ガラケーを持っていた隣の人がワンセグでテレビを見ていて、東北地方に津波が来ていることを教えてくれた。これはただ事じゃない、と思った。

その日からしばらく会社は休みになった。普段は滅多に読まないのに新聞を時間をかけて端から端まで全部読んだ。地震・津波・原発。気づくと住んでる世界は3.11前とは全く違う世界になっていた。現在進行系の破壊的な状況、そして原発の影響でもう東京にすら住めなくなってしまうのでは、という不安で思考は遮られた。とにかく、かじりつくようにテレビと新聞とtwitterで情報を得た。でも、どんなに情報を探っても安心はできなかった。

あの日から一年。震災の影響は続いている。

被災地ではいまも多くの人が仮設住宅で暮らしているし、原発事故で家に帰れない人も大勢いる。

が、しかし。東京に住む私たちはどうだろうか。

「東北のために」とか「あの震災を忘れてはいけない」とか口では立派な事を言うが、実際に継続して何かをしている人はごくわずかだ。ボランティアに殺到した去年のGWを思い返すと、いまそのような熱は感じられない。せいぜい、東京から黙祷を捧げることだけだろう。

行政レベルでもそれは変わらない。「絆」とか「復興」とか口当たりの良い事は言うが、がれきの処理は未だ6%しか進んでいないというし、放射線問題で入園拒否をされた子供もいるという。その放射線に汚染「されているかもしれない」がれきに囲まれながら被災者のみなさんは生活しているというのに。

人は忘れる生き物だ。

特に当事者ではない人のことになるとなおさら。

考えてほしい。だれが震災の数ヶ月前に起きたニュージーランド地震のことを覚えているだろう。3.11は覚えていても、ニュージーランド地震の日付を思い出せる人はほとんどいないだろう。阪神淡路大震災のことは?スマトラ地震のことは?または、3.10に起きて10万人の住民が「人為的な爆撃」によって殺された東京大空襲のことは?

別に誰かを非難をしたいわけではない。ただ、人間の性質のことを話しているに過ぎない。月日が経てば、人は忘れる。

自分の生活で手一杯な私たちが年がら年中、人のことを考えている余裕なんてない。子供が産まれればその子につきっきりになるし、仕事が増えれば大切な友人のことすら忘れてしまう。

でも、それでいいのだと思う。

仕事や子供に熱中する。それは社会を活発にすることだ。一人一人の力では微力かもしれないが、社会を豊かにすることに他ならない。それが被災した人たちを間接的に支援する事になる。人は自分の仕事に夢中になり、やがて忘れる。結構なことじゃないか。中途半端にボランティアにするぐらいなら、仕事や家庭一筋でいってくれた方が良いのだ。

だからこう誓う。一生懸命生きる、と。

Text

2011年映画ベスト10

さて、年末恒例の今年の映画ベスト10を挙げていきます。


映画は(当たり前ですが)スポーツのように得点で順位が決まるわけではなく、あくまでも個人の主観的な問題なので、上位にある映画が必ずしも万人受けするわけではないと思います。


1位 その街のこどもー劇場版ー

映画の完成度はこの後に挙げる作品の方が遥かに高いと思うんです、正直。でも、やっぱり今年は3.11の震災があり、自分も柄にもなくボランティアに行ったりなんかして、他人との関係性を深く考えた一年でした。本当に大切なのは「誰かのために!」とか「何とかしてやろう!」といった肩肘張ったスタンスじゃなくて、身近な困っている人のそばにそっと寄り添ってあげる事だと思います(もちろん、行動に起こせる人がすごいのは言うまでもありませんが)。この映画はそうしたメッセージをきちんと演出できているし、見ていてグッとくるものがあります。森山さんとサトエリさんの佇まいも絶妙だし、脚本の渡辺あやさんの仕事も素晴らしい!まさにいま見るべき映画だと思います。


2位 ヒアアフター

これもある意味震災に関連する映画だと思います。何しろ冒頭の津波のシーン。これは本当にすごい。3.11以降、色んなメディアを通じて津波映像を見ましたが、まるでその追体験をしているような迫力で、本当に見ていてツラいし、胸が痛い。ただ、この映画はただのディザスター映画ではなく「死」というものをどう受容し、前進していくか、そこに焦点を当てているところにとても意義があると思います。この映画自体は2010年製作で、日本の公開も2011年2月でしたから、全く監督の意図せずなのですが、本当にタイムリーな映画となりました。イーストウッドは相変わらずすごい。技術的なところで言えば、全ての映画のライティングがイーストウッドっぽくなればいいのにと、ここ数年の彼の作品を観てて毎度思います。


3位 ソーシャル・ネットワーク

映画としての完成度は上に挙げた2作品よりこちらの方が優れていると思います。冒頭、迫力の4分間に始まり、2時間という上映時間を感じさせないほどあっという間の映画体験でした。演技・演出・音楽・編集の全てが完璧。「ある一人の天才が全てをつかみ、それを一夜にして失う」という構造自体は古典的ながらも、扱う素材はSNSと極めて現代的。世代的にも響くものがありました。個人的なベストシーンはマーク・ザッカーバーグとショーン・パーカーがレストランで出会うシーン。あの場にいる全ての人間関係があのシーンだけで浮き彫りになるのはさすがのフィンチャーのなせる技。惜しむべくはこの映画を2010年のTIFFで見ていたために、映画クラスターの人たちと話題を共有できなかったことでしょうか。とにかく、面白い!


4位以降は簡単に。


4位 ブルーバレンタイン

これは本当に見るのがツラかった…。いや、正確に言うと、僕はまだ結婚していないので、純粋に同じ立場ではないんですけど、それでも同じ男として似たようなところがないかなぁと。夫と妻の立場のどちらに立つかは分かれるところなので、そんな議論をするのも楽しかったです!【レボリューショナリー・ロード】と合わせ観ると、ますます結婚する気がなくなります!笑


5位 ブラック・スワン

ナタリー・ポートマンの演技が騒がれてましたが、いま思い返すとダーレン・アロノフスキーの演出が冴え渡ってましたよね。何気ない日常がホラーに感じられるというのは監督の演出が巧く働いている証拠だと思います。怖かったー。


6位 ラブ・アゲイン

最近のラブコメの中では一番良かったです!とにかく脚本が素晴らしい。ラストの大円団もそうですが、僕はその過程の一つ一つの会話がおかしくて、劇場でずっと笑ってました。【ブルーバレンタイン】でダメ夫を演じていたライアン・ゴズリングが、こちらでは完全なる2枚目を演じていて、演技の幅が広い役者で感心します!さすが、アメリカNo.1のセクシー俳優!


7位 塔の上のラプンツェル

細かい点はさておき、とにかく無数のランプが湖の上を浮いて行くシーン!このスペクタクル感!カタルシス!久しぶりに3Dで観て良かったと思える作品でした。正直、金目当てで3D変換している作品も多いですからね。


8位 宇宙人ポール

映画の中身もそうですが、それ以上にこれは観た環境が良かった。「下町コメディ映画祭」というイベントで鑑賞したのですが、あの会場の一体感。たぶん、似たような映画好きがたくさんいたからだとは思いますが、会場全体が笑いに包まれて、本当に素晴らしい映画体験でした。ああいう体験が来年もできればいいなぁ。


9位 ザ・タウン

前作【ゴーン・ベイビー・ゴーン】も大好きなんですけど、このベン・アフレックという監督は本当に味がありますよね。犯罪の証拠を消すのに、漂白剤を使うシーンとか、これホント?ってディテール部分までこだわりが感じられて、スリル溢れる犯罪サスペンスでした。ジェレミー・レナーの面構えもホントいいですよね。【ミッション・インポッシブル】のあのコミカルな役柄とは全然違います。


10位 モテキ

正直、映画全体としては長いし、終盤ダレるしであんまりだとは思うんですが、それを払拭するぐらい長澤まさみさんが可愛かった。あれ以来、女性との待ち合わせはヴィレッジ・バンガード前では定番になりましたよね。普段映画観ない人と一番盛り上がった映画がコレだった気がするので、10位に入れました!


11位以下の作品は…


11位 スーパー8

12位 トゥルー・グリット

13位 コクリコ坂から

14位 君を想って海をゆく

15位 ミッション:8ミニッツ

16位 ザ・ファイター

17位 マイ・バック・ページ

18位 灼熱の魂

19位 英国王のスピーチ

20位 マネーボール


正直、20位から上はどれもトップ10に入ってもおかしくないぐらい、かなり好きですね。ただし、じゃあ今年は豊作だったかって言うと、必ずしもそうとは思いません。良作は多かったけど、去年のように傑作の連発という感じでもなかった。それは一つには純粋に映画の質の問題で、もう一つは震災で映画への向き合い方が変わったという気がします。書籍もそうですけど、年々見方が変わっていくのは自分でも面白いですね。


今年もお世話になりました。

来年もよろしくお願いします。

Text

2011年の映画をふりかえる

毎年恒例、「今年の映画をふりかえる」アンケートに参加しました!

断腸の思いで3本選びましたが、これは組写真のようなもので、年間ベスト3という意味ではありません(3本ともたぶんトップ10には入りますが)。 

◆2011年に公開された映画でよかったものを3つ選んでください

・ブルーバレンタイン

・モテキ

・ラブ・アゲイン

◆選んだ3本の映画のなかで、印象に残っている場面をひとつ教えてください

『モテキ』で長澤まさみさんが「それでは私、ドロンします!シュシュシュ!」って爽やかに二次会をスルーするところ。男の夢が凝縮されたシーンで大好きです。

◆今年いちばんよかったなと思う役者さんは誰ですか

長澤まさみさんです。理屈とかそういうのを飛び越えて可愛かったからです。

◆今年映画を見ていて感じたこと、たのしかったことなどについて自由に書いてください

選んだ3本は、ずばり「男女のカンケイを考える映画」。上記2問ですっかり『モテキ』推しっぽくなってますが、他の2作品も大好きです。ライアン・ゴズリングのフィルモグラフィーが、ダメ童貞(『ラースと、その彼女』)→でもカッコ良くしたらモテた(『ラブ・アゲイン』)→でも結婚したらやっぱ捨てられた(『ブルーバレンタイン』)(順不同)って、何だこの人!?と興奮しました。 あと、全然別の話ですが、やはり3.11震災の影響は大きかったですね。映画の見方が変わった1年でした。

Link
Quote
"Facebookとfoursquareではつながっている友人の数がまるで違う。平均的なユーザーの場合、foursquare上での友人の数は7、8人程度。対してFacebookの場合は100人をゆうに超える。位置情報とは非常にプライベートなものだ。「ガールフレンドとあのレストランに行った」という情報を、100人と共有したいだろうか。だから我々は、7、8人という友人の数が問題だとは思っていない。あらゆる情報をあらゆる人と共有したければ、Facebookを使えばいい。foursquareとFacebookは利用目的の異なる存在だ。競合する相手ではない。"

「Facebookは敵ではない」――foursquareに聞いた、モバイルの次の一手 (nikkei TRENDYnet) - Yahoo!ニュース

Text

apple社からの返信7

この度はお忙しい中ご返信いただき誠にありがとうございます。
私にてお客様の問題が一刻でも早く解決されるようできる限りのお手伝いをさせていただいたつもりでしたが、納得していただける回答ではなかったとのこと、誠に申し訳ございません。この問題で●●様には重ね重ねご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

先に案内させていただきました案内の繰り返しになり誠に恐縮ではございますが、私にてお客様の問題に関して担当部門で調査させていただきました具体的な内容はわかりかねます。

誠に申し訳ございませんが、iTunes Storeチームではご依頼の件についてこれ以上のサポートを提供することはできません。
この問題について引き続き情報が必要な場合は、法律の専門家にご相談ください。法律の専門家がお客さまの代わりにアップルの訟務部 http://www.apple.com/jp/legal/ に連絡を取ることがあります。

この度は●●様に納得していただけるようなご案内ができず、申し訳ございませんでした。

今後ともiTunes Storeをご愛顧賜われますようお願い申し上げます。

Text

apple社からの返信6

早速のご返信ありがとうございます。
前回のメールに引き続きお客様のお問い合わせの担当をさせていただくiTunes Store カスタマーサポートの●●です。

はじめに、この問題で●●様には大変長い間お待たせすることとなりご迷惑をおかけしておりますこと、ならびに私の案内にて不愉快な思いをさせてしまうこととなりましたことを心よりお詫び申し上げます。

お客様よりいただいておりましたお問い合わせに関して担当部署より調査が終了したとの報告がありましたのでご連絡させていただきました。

また、以前お寄せいただきました情報にてお客様のアカウント情報を確認し、お客様の iTunes アカウントを再び有効にさせていただきました。

アカウントのパスワードと確認用の質問をお客さまのほうで変更してください。パスワードと確認用の質問を変更することで、第三者がお客様の許可なくお客様の iTunes Store アカウントを使用することを防ぐことができます。パスワードは、以下の Web サイトで変更できます。

https://appleid.apple.com

確認用の質問を変更するには、パスワードの変更後に「My Apple ID に戻る」をクリックします。「アカウントを管理する」をクリックし、サインインして、「ID とパスワード」タブを選択します。確認用の質問には、お客様だけが知っているものを入力してください。

強力なパスワードを作成して、アカウントのセキュリティを強化するには、下記の記事に記載されている推奨事項をご参照ください。

iTunes Store
:アカウントのセキュリティを保護する方法 (ベストプラクティス)
http://support.apple.com/kb/HT4156?viewlocale=ja_JP


この度はお客様への回答が遅れ、大変ご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。
今後ともiTunes Storeをご愛顧賜われますようお願い申し上げます。

 

Text

apple社からの返信5

早速のご返信ありがとうございます。
前回のメールに引き続きお客様のお問い合わせの担当をさせていただくiTunes Store カスタマーサポートの●●です。

今回お客様より「何を調査しているのですか?具体的にお願いします。」というお問い合わせをいただきました。
大変申し訳ございませんが、私は担当部門ではございませんので具体的な調査の内容などはお答え致しかねます。

お客様の問題を迅速に解決するようお手伝いさせていただきたいのですが、担当部門より報告があるまで何もお手伝いさせていただくことができないのが現状です。先のご案内の繰り返しになり誠に恐縮ですが、情報が入り次第ご連絡させていただきますので、今しばらくお待ちいただけますようお願い申しあげます。

●●様には大変ご迷惑をおかけしておりますが何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

Text

apple社からの返信4

お忙しい中ご返信いただき、ありがとうございます。
前回のメールに引き続きお客様のお問い合わせの担当をさせていただくiTunes Store カスタマーサポートの●●です。

今回お客様より「調査」ではなく、appleIDの「再有効化」をご希望とのお問い合わせをいただきました。この問題でお客様には大変ご不便をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

大変申し訳ございませんが、お客様のケースはただいまiTunes Storeの担当部署にて調査中であり、私にも明確にいつまでにという期限は申し上げることができません。また、担当チームにて調査をさせていただいている間はアカウントを有効にすることはできませんので何卒ご理解の程よろしくお願いします。

重ね重ねご迷惑をおかけすることになり心苦しいのですが、情報が入り次第ご連絡させていただきますので、今しばらくお待ちいただけますようお願い申しあげます。

Text

apple社からの返信3

ご返信ありがとうございます。
前回のメールに引き続きお客様のお問い合わせの担当をさせていただくiTunes Store カスタマーサポートの●●です。

前回私よりお送りさせていただきましたご案内をお受け取りになられていないようです。大変申し訳ございません。

下記に改めてご案内致します。
お客さまからご報告を受けました問題について現在調査中です。情報が入り次第ご連絡させていただきますので、今しばらくお待ちいただけますようお願い申しあげます。

この度はご不便をおかけしておりますことを深くお詫びいたします。